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法律家について
多重債務を解決するために債務整理をする場合、「特定調停」を選ぶ場合以外はまずほとんど法律家の先生(弁護士・司法書士)に依頼することになります。先生の選び方からお願いするときの心構えまで、一通り書いてみたいと思います。
話をしっかり聞いているか?
依頼人の相談をじっくり聞いて把握するのは法律家の仕事の基本。こちらの話をあまり聞いていない法律家、逆に何でも早飲み込みして決めつけたがる法律家はちょっと問題。
こうした法律家は選ばないのが賢明でしょう。
料金等も適切に答えてくれる?
必要な質問なら遠慮なく確かめておくことをおすすめします。
依頼したらいくらくらいかかるのか、解決するのにどれくらい時間がかかるのかなど、遠慮なく質問しましょう。
きちんと答えてくれないようなら問題あり。法律家には契約する前に報酬について十分説明する義務があります。たとえ実績があっても有名でも、基本事項を説明しない法律家は願い下げです。
実績や得意分野など
法律家はさまざまな種類の案件で交渉するのが仕事。また、案件の性質によっては、各方面の専門家・関係者と連携する必要もあります。
最近は案件の内容が複雑化していて、専門化が進んでいます。
できるだけ多重債務解決の専門知識を持った法律家を探しましょう。
安請け合いをしていないか?
あまりに調子のよい法律家にも気をつけましょう。「必ず思い通りになるから大丈夫」などと言われたら、ちょっと考え物です。報酬目当てに「何でも来い」ではちょっと。
「ここまでは可能、これ以上はムリ」とはっきり指摘し、その根拠を示してくれる人を探しましょう。
■法律家に頼りきらない。
あくまで解決していくのは自分自身です。いくら法律のプロだといっても、自分の意思までは預けてはダメですよ。
■法律家をあがめすぎない。
法律家だって一種のサービス業。相談をもちかける依頼者のほうがサービスの受け手、すなわち消費者なのです。消費者の立場から冷静に評価し、自分のニーズに合った法律家を選べばいいのです。
■法律家を信じましょう。
最終的に人を動かすのは契約でもお金でもなく人間同士の信頼関係です。いったん助っ人に選んだ以上は相手を信頼し、自分のほうからも良いパートナーシップを築くよう努めましょう。
ひとたび法律家に依頼したら「よい依頼人」であるよう心がけ、
法律家には本当のことをあらいざらい話しましょう。
依頼者が秘密を持っているようでは、法律家も十分には動けません。
法律家には守秘義務があるので機密は守られます。
自分の意思をしっかり持つのは大切ですが、自分を絶対化しないようにしましょう。
弁護士の扱い分野の専門化は着実に進んでいるようです。
たとえば医療過誤の訴訟。医師側が患者を密室で管理し、封印される傾向が強かった医療過誤に対して証拠保全(=裁判までに証拠を押えること)を行うには、それなりの知識と経験が必要です。
また、特許をめぐる裁判などを見てみると、知的財産権関係や国際取引なども、法律以外に特殊な知識や経験が要求されるジャンルなので、事実上かなり専門化していますし、インターネット関連の権利関係や犯罪についてITに詳しい弁護士とそうでない人の格差も広がっていると考えられます。
債務整理に関しても、専門的に行っているところとそうでないところではいろいろな面で差が出てくるのは当然です。債務整理に関して詳しい知識と豊富な経験を持っている法律家を選びましょう。
さらに最近は、同じ債務整理を扱う法律家のなかでも、事務所によって「自己破産」をやたらと勧めるとか、時間のかかる手続きはやらない、報酬額が他より高いなどさまざまな事務所が見られます。自分のその後の人生をよりよくするためにもしっかり選びましょう。


